全国各地!!
自己啓発x地域活性
Gimmick art (ギミックアート)とは?
Gimmick (ギミック)とは、密の仕掛けやたね、人目を引くための工夫、新案を生み出すこと。
ギミックアートは、人目を引く面白いアイデアや仕掛けをアートという形で実現させ、多くの人の心を動かします。
そしてその心の動きに合わせた人々の行動が、社会貢献・数ある問題の解決・目的を解決するヒントやコンテンツとして確立します。
たのしくって、あかるい自己啓発。
街に溢れる「駐車禁止!」「斜め横断禁止!」などの注意喚起を促す看板たち。
「ダメと言われたらやりたくなる」のが人間の不思議な心理であります。
「駐車したくなくなる、斜め横断したら恥ずかしくなる、むしろアートを魅せておきたくなる、、」そんなアイデアが実現したら、この日本は一体どうなるだろうか。
逆転の発想アートが全国各地を彩る、明るい街と未来へ。
■ コンテスト概要
①交通ルールを理解した上で交通事故を減らし、解決するためのアイデアを大募集。
対象者さま : 各地域の住民の方々
②審査・ブラッシュアップ
③制作・設置・期間
住民の方々とともに制作・設置。
④投票・採点
SNS一般人気投票(シェア数・いいね数etc)
現地の課題クリア数による採点
⑤表彰
一般人気投票数1位 優秀賞
事故防止率1位 「未来のバン●シーは君で賞」
一般社団法人日本建築アート協会賞・各スポンサー賞・各自治体賞
受賞者さまには賞状贈呈、及び次回の企画審査員として
招待状を送らせていただきます。
Point 01.
“一緒に ”考える・創る
「住民参加型」 自己啓発
■ 交通ルールを理解した上で解決策アイデアを考える。
■ 作る、体験することで記憶・印象に強く残る。
■ コンテストとして定期的な企画とすることで 、
再認知・解決策を考える習慣を身につける。
楽しく考えて創ることが、事故のない街を創る。
ルールを認識し守ることが、「日常習慣」となるミライヘ。
Point 02.
地域・住民・来訪者が "1つ "になる
「 知名度・愛着度の向上 」
■コンテスト形式
SNSを通じて一般採点を行うため、
地域の知名度の向上が見込めます。
■アイデア募集・共同制作
“一緒に創る”からこそ地域全体の愛着度が向上。
■名所・観光スポット化
実現した場所は地域を象徴とする地方創生ツールへ。
みんなで創ったお気に入りの街が、笑顔の連鎖を産み出す。
「低コスト」「柔軟・迅速」
Point 03.
必要なのは、
みんなの ”手 ”だけ。
■アート制作
直接・シート・看板など平面での作業のみ。
必要最低限の材料で制作が可能。
■人の手で作る
特別なシステム・テクノロジーを用いらず
人手が集まればすぐに実現が可能。
住民のアイデアを実現するために当協会が柔軟に対応。
アイデアを元に一緒に修正していきます。
〜 プロジェクトの経緯 〜
NHK番組「1ミリ革命」は、暮らしの中にある悩みや課題に、あの手この手の“社会実験”で挑み、視聴者と解決を目指す、新しいプロジェクト。 「イチミリーガー」と称される様々なジャンルのプロフェッショナル達が、実験をVTRで見ながらオンライン上で討論し、実際の問題解決・アイデア実現に向けて動き出す、まさに革命的な番組です。 少しでも世の中が良くなるために、みなさまと対話をして、一緒に手を動かしたい。一つ一つの成果は小さくても、仲間が集まれば大きなムーブメントになるかもしれない・・・ 「1ミリ革命」というタイトルには、“はじまりは、小さな疑問から。仲間を集めてムーブメントに”という思いが込められています。
NHK総合 「1ミリ革命」
自転車事故を減らすギミックアート制作
暮らしの中にある悩みや課題に社会実験で挑み、様々なジャンルのプロフェッショナル達が視聴者と解決を目指す企画番組。番組第1回目は「自転車事故を減らす!」のテーマに、発明キッズ・芸人・ゲームクリエーター・市役所職員・自転車メーカー… 様々なプロのアイデアが結集しました。 私たちアート協会は、彼らのアイデアを実際に再現するべく、トリックアートという形でお力添えさせていただきました。
再現アイデア 01. “発明キッズ ”のヒラメキ
"大きな落とし穴 "のトリックアート
発明キッズによる実際のアイデアの絵:番組放送内の一部抜粋
“落とし穴をのトリックアートでびっくりして止まらせる。” そんな発明キッズの斬新なアイデアを、実際のお子様のスケッチから設置現場(江戸川区交通公園)の道路に合わせてリデザインしました。 手書きで制作し、実験ロケ当日はアイデアを考えてくれたお子様と一緒に色合わせと設置。
プリントシートを用いると実際の色味と誤差が生じるため、当初は現地でシートへ手書きすることで、実際の道路の色味と合わせながら馴染ませる予定でした。雨天のため室内作業となってしまいましたが、結果的にお子様と一緒に現地での作業も行えたことで、より共感や愛着、今回の新たな企画に盛り込まれる必要な要素が生まれました。
再現アイデア 02. 笑いで社会を変えろ!
1ミリ革命大喜利 "カルガモ親子の行進 "
某お笑い芸人さまのカルガモ大喜利:番組放送内の一部抜粋
「人を楽しませるプロ」お笑い芸人たちが抜群のお笑いセンスを生かして「どうしたら自転車事故を減らせるのか?」柔軟な発想でアイデアを提案。 相席スタートの山添寛さんのアイデア「道路に立体カルガモ親子」を、当協会がトリックアートを用いて再現いたしました。
白線の上にカルガモ親子を歩かせ、とある一定の位置で平面が立体に見えるトリックアートの特徴を生かし、止まらせたい距離や高さから計算した構図で制作へ挑みました。 実験ロケ当日では「カルガモ」のアートの方が「落とし穴」よりも、急ブレーキをかけて止まる動作が多く見受けられました。
番組検証からのアート考察
“心のギミック”に働きかける
「自分へ与える恐怖 」 <
“ギミックアート”とは?
「 他人・生き物へ与える恐怖」
一時停止をした小学3年生。止まった理由について
「ひながいたから、生きていてもらいたい」と語った。
人間の心理である「恐怖」という感情にはさまざまな種類があります。 『肉体的恐怖』『精神的恐怖』『知識的恐怖』に分類されますが、今回の実験ではその中の「精神的恐怖」に訴えかけるものかと思われます。想像、連想する事で発生する自己完結的(当事者は怖いが、第三者には皆無)な恐怖感です。 人類の最大の特徴である「想像力」がマイナス方向へ働いた場合に発生する恐怖感と言えるでしょう。その中でも、想像した恐怖の”終着地”が今回の行動につながるポイントだったのかと感じました。
落とし穴だと認識していたにも関わらず、" 避けて通る”という行動をした例がありました。自分がもしかしたら落ちるかもしれない=恐怖の終着地が「自分」であることには、あまりアプローチが少ないのかもしれません。 逆にカルガモを轢いてしまうこと=「喪失感」何かを傷つけてしまうことor命を奪ってしまうことに対する恐怖は、年齢問わず、止まるという行動が多く見受けられました。カルガモファミリーが導いた想像する恐怖の終着地は『喪失感』、それは自分自身に及ぶ恐怖よりも感情を大きく動かし、止まるという行動に繋がったのかもしれません。 そんな人間の慈悲愛という優しさにも触れられた実験でした。 心理と感情の大きさによって行動が異なる不思議。 3Dアートを通じて、心の”ギミック”に訴えかけるためには、どんなアートするべきなのか、今後の課題となりました。
〜 社会問題解決実験のお手伝いから生まれたアートの可能性 〜
50人の「イチミリーガー」とキャストの対談
キャストの芸人さま
個人的にトリックアートが好きなんですが、 ぜひ交通安全をテーマにした色んなトリックアートで実験して欲しいですよね。 アイデア次第で色んな結果が見られそうだし、見てるこっちも楽しい。
キャストの教授さま
他のアイデアと比べて、非常に低コスト(描くだけ)だし、 最短で実践可能なのがトリックアートのいいところですね。 また、トリックアートが街にあることでその場所の見どころスポットにもなる、地域活性化にも繋がりますね。
番組裏ではたくさんの笑顔が生まれる企画でした。
〜 放送終了後 〜
番組で起きたことが全ての始まり。
私たちはこのトリックアートを通じて、社会問題を解決するために人の心に訴えかけられるアプローチが、アートの力によってできることを再認識させられました。3Dアートに限らず、他のジャンルのアートでも、ほんのちょっとのアイデアでこの世界をよくすることができるかもしれないと、、、そんな思いから私たちは今回の企画の立ち上げに至りました。